ノルディックウォーキングという、すばらしいバランス回復の習慣。

2002年頃からノルディックウォーキングを毎朝していますので20年近くの日課になりました。始めたころは二本の杖で歩いている人はほとんどいませんでしたので、足でも痛めたの?スキーの練習?などと言われましたが、この頃やっと社会認知されたようです。

本格的なノルディックウォーキング用のポールもあれば、スキーストックのような持ち方で使うポールウォーキング用のポールもありますが共通の話としてご紹介します。

きれいな歩き方は(動画で見る操体法 第3部 生活動作を見直す > III. 歩き方)を参考にしていただきたいのですが、ノルディックウォーキングのポールを使うことでのメリットをご紹介します。

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膝の裏から水が溜まる。膝関節を守るリハビリ運動。

前回のコラム変形性膝関節症の続きになります。膝に水が溜まったと聞かれたことはありませんか。歩行痛が続くので整形外科に行くと水が溜まっていますと言われた経験がある方も多いと思います。(参考:「番外編:膝に水がたまる初期症状の改善、膝の疲労の改善」)

膝関節内に炎症があると関節内の滑液が異常に増えます。自分で確認するには膝を伸ばし膝の皿(膝蓋骨)を触ると皿の周りがブヨブヨし膝の皿が浮いている感じになっています。多く溜まっていると歩行時の痛みが強くなりますので水を抜いてもらうことになります。

しかし、そこまで症状が進む以前に前兆があります。

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10歳前からある変形性膝関節症の兆候。

10歳前から変形性膝関節症の兆候があると言うと、高齢者の加齢による疾患の代表「変形性膝関節症」にそぐわないように感じられると思いますが、私が小学生の交通安全ボランティアで毎朝子どもたちの歩き方をチェックしていると、入学した1年生の頃から6年生になるまで歩き方の癖が抜けない子が多くいます。つま先だけで歩く子もいれば、靴の外側だけが減るように歩く子、つま先が極端に内側か外側に向いている子もいます。運動の不得意な子なのかと思い聞いてみると意外に運動好きの子が多く、運動が苦手だから歩き方にも癖があるというわけではありません。面白いことに親子の歩き癖は似ていることが多くあります。

4人に1人の児童に偏平足があるとの統計がある現代では、その歩き癖は20歳代になっても30歳代になっても意識して直す努力をしなければ直りません。意識すれば何歳からでも直すことは可能です。( 動画で見る操体法 第3部「生活動作を見直す」

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交通事故のむち打ち症を治せないわけ。

交通事故やスポーツ障害でむち打ち症(頚部捻挫)の症状を訴え来院される患者さんは多くおられます。数年十数年前の症状を発端に長く痛みを繰り返す方もおられます。

一般的な治療では頚部や背部の電気治療とマッサージ、ストレッチ指導などで患部を中心に施術治療されますが、一向に治らず初期の辛い疼痛や頭痛がおさまった程度の症状で治療をやめられた方が多くみられます。また3ヶ月程度で自賠責保険会社や医師・理学療法士から症状固定を説明され疼痛や運動痛が残ったままで治療をあきらめた方も多いと思います。

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人間はお尻の大きな猿である。

「50肩もお尻の筋肉を鍛えて治す。」

人間はお尻の大きな猿である。マークローランズの著書「哲学者が走る」の中に出てくる格言です。猿人の仲間で二足歩行をする人間だけが大きなお尻を持っています。お尻の筋肉が、安定した二足歩行を可能にする重心移動のかなめになっていると言えます。

また骨盤の上に安定した姿勢で背骨を立たせるためにも、上下前後左右斜めとあらゆる方向に作用する骨盤内外の臀部の筋肉はかなめになっています。

お尻の筋肉が大事なことを実証するこんな例があります。

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