青学陸上部。強さの秘密。

青学陸上部の箱根駅伝での活躍でお正月だけは駅伝スポーツ観戦の方も多くなったと思います。また青学陸上部の練習などの紹介番組もありその秘密を垣間見ることができます。

青学陸上部の強さの秘密は何かを考察すると全ての競技練習に活かせる秘密が見えてきます。

第一にはケガをさせない練習。言うのは簡単ですがトップアスリートを目指す練習量でケガをさせない練習は全体の練習メニューよりは個々人の自覚が重要視され、理解しながら練習するという絶えず考える姿勢が求められます。まめなストレッチングで疲労を蓄積させないルーチン。トラック外周に設けられているオフロードトラックを走る練習は走り癖を直すための大事なルーチン練習です。普段の歩き方から始まる体幹姿勢を保つ意識もフォームをつくっていくために欠かせません。バランストレーニングは日々個々人のすき間時間トレーニングによるものでしょう。
青学陸上部のフォームを見ると、つま先は前を向き、左右の足幅は5㎝程度を保ち、腕の振りは肩甲骨の動きを柔らかく肘を後ろに振ることで腕が左右へ無駄に広げず上半身の無駄な捻りをつくらないフォームになっています。

第二に明確な自分の目標。陸上は個人競技です。世界の記録よりも先ずは自分の記録目標を達成する努力が重要です。そこに個々人の達成感が生まれ、考える練習の積み重ねが理論的試行の力をつけ自分に合った練習方法やフォームをつくっていきます。

第三に継続して陸上を楽しむ気持ちを持たせることです。第一第二のことから自分自身が成長していく喜びを持つことができれば社会人になっても陸上を楽しめる人になり、その中から良い教育者・指導者も生まれるでしょうし彼らにとってスポーツが人生の支えになることだと思います。そのことの引き継がれる歴史が彼ら青学陸上部の明るく前向きな強さの秘密かもしれません。

四十肩五十肩の原因は持ち上げる動作による二の腕の緊張。

(家庭でできる操体法[分割版]8 – 手から腕、肩のストレッチ。字幕テキスト付。 – YouTube)

四十肩五十肩など急に腕があがらなくなる症状があります。肩関節周囲炎や癒着性肩関節周囲炎で関節包が硬くなり可動域が狭くなったために不意な動作で肩関節の捻挫や腱板断裂になることもあります。なぜそのような症状になるのかが問題です。

動画の中でも説明していますが、日常生活の動きには上腕二頭筋を使い、つかむ動きや、持ち上げる動作が多くあります。反対に上腕三頭筋を使う押し出す動作は少なく、上腕の筋肉だけ見てもアンバランスな使い方になっています。そして日常的にはストレッチングなど使った筋肉のケアの時間をつくっていません。

試しに手を強く握りこぶしを固くして腕を上げ下げしてみましょう。腕の動きが重く感じられます。手を開いてパーの状態で上げ下げすると腕の動きは軽くなります。上腕の筋肉に偏った疲労が蓄積することで筋肉や腱が硬くなり関節の可動域も狭くなります。上腕の筋肉の場合は手首の腱鞘炎や肘の痛みの原因にもなります。

また指の使い方でも握る動作での筋肉や関節への負担が変わります。
(家庭でできる操体法[分割版]1、バランスの確認。体へのリスクが最も少なく、最も効果的な施術方法を解説しています。字幕テキスト付。 – YouTube (8分30秒))
親指と人差し指・中指を強く握り手首を回すように動かす、親指と小指薬指を強く握り手首を回すように動かすと手首の動きが硬く感じられます。しかし親指中指薬指を強く合わせて手首を回すと硬さを感じずスムーズに動きます。この動作の違いの秘密は手指の神経支配です。狐の影絵をつくるように握ると橈骨神経・正中神経・尺側神経の三つが使われているためバランスよく腕の筋肉が緊張し偏った緊張をしません。握るときに使う指を意識するだけで疲れ方が違います。

また物を引き上げる動作では肩甲骨を意識しながら腕を使うと、握り方と合わせて体の負担が減ります。

肩・肘・手首の痛みで来られる方の手のひらを触ると指につながる腱がボコボコと固くなっています。日常的に使いっぱなしでストレッチングなどケアしていないことがわかります。上腕のストレッチングは仕事や運動の合間に出来る簡単なストレッチング動作です。習慣になるように毎日続ければ、ばね指・腱鞘炎・肘・肩の故障を予防しリハビリの効果が必ずあります。

骨盤の上に背骨がきれいに乗っている姿勢が運動フォームの基本。

家庭でできる操体法[分割版]9 – 四股踏みからマサイメソッド。働く体幹筋をつくるために。字幕テキスト付。 – YouTube

 全てのスポーツでフォームが重要です。しかし個々人で最高のパフォーマンスを出せるフォームには違いがあります。重要なことは体幹に対して首腕足が自由に動き不安定感の無い背骨の位置を保つことです。
 その基本になる姿勢が座位でも立位でも寝ていても骨盤の上にきれいに背骨がのっている姿勢になります。(マサイメソッドの動作についての動画を参照してください。)
 骨盤の上に背骨がきれいに乗っていると首の捻りも腕の上げ下げも股関節の動きも驚くほど改善されて自分の意識と体の動作を一致させることができるようになります。
 スポーツ選手で体幹トレーニングをされている方は骨盤から背骨の姿勢を意識してトレーニングしていなければ意味がありません。
 日常生活で体を守るためには体幹トレーニングの時間をつくらずとも立ち方・座り方・歩き方の生活動作を見直すことで充分に骨盤の上に背骨がきれいに乗っている姿勢を作ることができます。逆説的に言えばトレーニングで体幹筋を鍛えていても日常生活での姿勢が意識できていなければ体幹筋が働かなくなります。
 家庭でできる操体法[分割版]10 – 生活動作の改善 – 立ち上がり方・座り方・立ち仕事の姿勢。字幕テキスト付。 – YouTube
 走る、跳ねる、飛ぶなど運動量が激しくなればそれに合わせた体幹筋トレーニングも意識しなければ筋肉量(エンジン)に見合った骨格(フレーム)を保てなくなりケガをしやすい体になります。それほどの運動量が無い方は生活動作の見直しだけでも充分なリハビリと予防効果があると考えています。

『思い込みに支配されやすい前頭葉。楽な方向に動かす操体法で前頭葉を開放する。』

操体法の施術を初めて受けられる方が驚かれることは、楽な方向に体を動かすと体が緩むということです。

簡単な操体法の施術をやってみましょう。椅子に座った姿勢で右膝・左膝と足踏みした時にどちら側の膝が楽に上がるか比べます。楽な側に自分の手を置き、軽くおさえながら楽な側の膝を上げ、反対側の足は踏むように動かします。4~5回繰り返して比べると左右の動作で差がなくなり動きが楽になります。(動画IV. 座って仕上げの操体法参照)これは脳から筋肉に偏って出されていた「緊張しなさい」という情報が、拮抗する反対側の筋肉の働きを強めることでニュートラルな状態に戻ったためと考えられます。 … 続きを読む

コラム「一番大事な時間、目覚めの顔マッサージ。」「顔の浮腫みが老化を早める。」

 『動画で見る操体法「毎日を元気に気分よく」第2部 お目覚めストレッチ』から

 政治家のおじさん方の顔を見ると、面の皮が厚いな!と思いますが、不機嫌な人ほど顔の浮腫みと深い皺が気になります。 … 続きを読む

コラム 「所作(しょさ)を見直せば、身体(からだ)が変わる。」

『動画で見る操体法「毎日を元気に気分よく」第3部 生活動作を見直す』を見ていただきたいのですが、私はリハビリの為の特別な運動時間ではなく、毎日の生活動作を見直すことが、体を治すリハビリになり、体を守る予防運動になると考えています。 … 続きを読む

気持ちよく目覚めることが、良い睡眠をつくります。免疫力を朝の時間に準備する。

 朝から機嫌が悪く、周りに毒を撒き散らすように自分の機嫌の悪さを伝えてしまう態度の人がいます。そのことが自分の免疫力を下げることにつながっていることに気づいてはいないと思います。では、なぜ彼は、彼女は、朝から機嫌が悪いのでしょう。

 人間の自律神経の働きは交感神経と副交感神経の働きに分けられます。眠っている間は副交感神経が働きを強め、例えば内蔵のように、あなたの無意識のうちに働いている臓器の活動を活発にしています。それに対し交感神経は目覚めて活動している間に働きを強め意識的に働く体をスムーズに動かせるようにしています。
自律神経の働きはONとOFFではありません。時間帯によって、交感神経が少し活発に働いている時は、副交感神経はちょっと遠慮して働く感じです。 … 続きを読む

21時は魔法の時間。「読み聞かせは、子供の話を聞く時間。」

 息子が小学6年生になるまで、夜9時には寝室に行き読み聞かせをしながら寝るようにしていました。3歳くらいには絵本を読んで、毎日同じ絵本をリクエストされました。新しい絵本があっても、お気に入りが最初の本です。ここには人間の学習本能がみられます。同じ物語を何度も聞くことで、言葉を覚え、意味を理解し、感情を理解します。
 また、日によっては、布団に入るなり急におしゃべりが始まります。保育園での出来事を話し始めます。楽しかったこともあれば、嫌だったことも話します。 … 続きを読む