骨盤の上に背骨がきれいに乗っている姿勢が運動フォームの基本。

家庭でできる操体法[分割版]9 – 四股踏みからマサイメソッド。働く体幹筋をつくるために。字幕テキスト付。 – YouTube

 全てのスポーツでフォームが重要です。しかし個々人で最高のパフォーマンスを出せるフォームには違いがあります。重要なことは体幹に対して首腕足が自由に動き不安定感の無い背骨の位置を保つことです。
 その基本になる姿勢が座位でも立位でも寝ていても骨盤の上にきれいに背骨がのっている姿勢になります。(マサイメソッドの動作についての動画を参照してください。)
 骨盤の上に背骨がきれいに乗っていると首の捻りも腕の上げ下げも股関節の動きも驚くほど改善されて自分の意識と体の動作を一致させることができるようになります。
 スポーツ選手で体幹トレーニングをされている方は骨盤から背骨の姿勢を意識してトレーニングしていなければ意味がありません。
 日常生活で体を守るためには体幹トレーニングの時間をつくらずとも立ち方・座り方・歩き方の生活動作を見直すことで充分に骨盤の上に背骨がきれいに乗っている姿勢を作ることができます。逆説的に言えばトレーニングで体幹筋を鍛えていても日常生活での姿勢が意識できていなければ体幹筋が働かなくなります。
 家庭でできる操体法[分割版]10 – 生活動作の改善 – 立ち上がり方・座り方・立ち仕事の姿勢。字幕テキスト付。 – YouTube
 走る、跳ねる、飛ぶなど運動量が激しくなればそれに合わせた体幹筋トレーニングも意識しなければ筋肉量(エンジン)に見合った骨格(フレーム)を保てなくなりケガをしやすい体になります。それほどの運動量が無い方は生活動作の見直しだけでも充分なリハビリと予防効果があると考えています。